トイレの修理で難しいのは「水漏れ」よりも「排水詰まり」です。ですから、初心者用と上級者用があります。今回説明しますのは上級者用ですが、上級者というだけあってそれなりに道具を使います。実は、プロと素人の差は道具もしくは工具と言っても過言ではありません。

使いこなすにはある程度の熟練が必要ですが、器用な人ですとすぐに使えるようになるはずです。これから紹介します道具類はホームセンターに行きますと販売されています。見つからない場合は店員さんに「トイレの修理用」と言いますとすぐにわかるはずです。まずは「ワイヤーブラシ」ですが、この名前から想像するのは束ねた櫛のようなものだと思います。

ですが、現物は「細長い金属のバネ」のような形状をしています。専門業者が使うことも多く、トイレ以外の修理に使える使い勝手がある道具です。専門的な道具ですので購入する際の選び方も慎重にする必要があります。価格は2千円～5千円くらいが相場です。

長さも重要で長ければ長いほどいいというわけでもなる、長すぎると扱いにくいと難点があります。一般の人ですと、2～3メートルのものが適しています。次に高圧洗浄機ですが、最近は通販などで紹介していることがありますのでご存じの方も多いでしょう。水を噴射して掃除をする道具と言いますか機械です。

高圧洗浄機は排水管の出口からでも入り口からでも使うことができます。入り口から使うときは想像できると思いますが、出口から使うときは噴射の向きを正反対にする器具がありますので、それを先端に付けて使います。