水道と電気・ガスを総称してライフラインといいますが、電気とガスは文明の産物で人間だけが利用するのに対して水は生き物すべてに不可欠です。そのため、一宮市の電気やガスは民間事業者が管理し、さらに最近は自由化で消費者が会社を選ぶこともできるようになりましたが水道は一宮市の自治体が担っています。住宅設備の中ではトイレとキッチン・お風呂を水回りといいますが、中でもトイレは汚水を流すので生活の衛生環境にも大きく影響し、海外から日本に来る外国人の多くは日本のトイレに感心してウォシュレットをお土産に買って帰る人も多いほどです。とはいえウォシュレットは設備の一部ですが、トイレの肝心な機能は排水です。

水回りのトラブルはつまりか水漏れの二種類に分類できますが、つまりが原因で逆流した結果の漏水など、目に見える出来事がすべてではない場合もあります。そこで、つまりを解消したつもりが場所が移動しただけだった場合には、漏水箇所が移動して床下や壁の内側など目に見えない場所に変わってしまうことがあります。そのほかにも、マンションなどで下に階層がある場合、漏水被害が拡大してしまいます。トイレの排水は汚水なので、衛生面でも問題があるし一度濡れた荷物などは乾いても使用できないことがあるので、事故の拡大を防ぐことが大切です。

一宮市内には早朝・深夜など24時間出動可能なトラブル対応業者があるので、事故が起きる前に自宅を管轄する業者の連絡先を確認しておくと安心です。